嚥下反射とは?|赤ちゃんの哺乳に必要な原始反射の種類

こんにちはコースケです。
今回も赤ちゃん原始反射についてのお話です。
赤ちゃんが生まれながらにママのおっぱいやミルクを飲むための哺乳反射の一つ嚥下反射(えんげはんしゃ)についてご紹介します。
↓他の哺乳反射に含まれる原始反射についての記事はこちらです。
探索反射とは?いつまで見られる?離乳との関係は?赤ちゃんの原始反射
捕捉反射とは?赤ちゃんの原始反射の種類|母乳を飲むのに哺乳反射
嚥下反射(えんげはんしゃ)の特徴
嚥下反射(えんげはんしゃ)とは、赤ちゃんが母乳やミルクを吸った時に口に溜まった時に飲み込む反射で、哺乳反射の一つの行動です。
哺乳反射にはこの他に探索反射、捕捉反射、吸啜反射があり、自分の口の周りに触れられて刺激を感じると乳首を探し、吸い付く原始反射があります。
そして吸い付いた後に口の中に溜まると飲み込む嚥下反射で発育に必要な栄養を摂る行動を生まれながらにできるようになっています。
嚥下反射(えんげはんしゃ)はいつまで見られるの?
嚥下反射(えんげはんしゃ)も他の哺乳反射と同じように、赤ちゃんの月齢と共に消失していきます。
一般的には4〜7ヶ月くらいと言われており、このくらいの赤ちゃんは原始反射から自分の意志で行動を起こす随意運動が見られるようになり、この成長と共に、消失していくと言われています。
まとめ
嚥下反射も赤ちゃんにとっては生きるのに欠かせない生まれながらの行動です。
赤ちゃんの哺乳に関する行動は、ママのお腹の中に居る時に少しづつ備わっていき、妊娠27〜28週くらいから反射的に行動ができ、32週くらいからは短い時間ながら、哺乳に関する一連の反射で母乳やミルクを飲むことができると言われています。
小さな赤ちゃんですが、早産でも生きる為の本能がしっかりと働き頑張って母乳やミルクを飲む赤ちゃんは素晴らしい生命力を持っているんだということがわかりますね。
ウチの赤ちゃんはもうすぐ生後5ヶ月を迎えるので、徐々にこれらの原始反射が薄れていくのかと思うと、一つひとつの行動をしっかりと見て記録していきたいなと思いました。