フリーランス(個人事業主)が赤ちゃんの保育園申請に必要な証明書と資料作り|フリーランスの保活日記

こんにちはコースケです。
我が家の赤ちゃんを1歳になる来年度初めで保育園に入所させたいと考え、今月11月頭に保育園の申請(子ども・子育て支援制度)を行いました。
前回の記事でも書きましたが、我が家は僕がフリーランス(個人事業主)ということもあり、一般的な家庭とは少し申請書類に違いがありました。
フリーランスとはいえ、仕事時間は一般的なフルタイムの仕事と同じくらいありますので、フルタイムで働いていることを証明しなければいけませんでした。
今回はフリーランス(個人事業主)の人が赤ちゃんの保育園の申請で必要になる証明書や資料を僕が実際に用意したものを交えてお話したいと思います。
目次
フリーランス(個人事業主)が保育園申請する時に必要な資料
まず、僕の仕事ですが、基本は自宅でパソコンを使った仕事、いわゆる在宅での仕事となります。
在宅といってもメインの取引先とその他の取引先の仕事があり、毎日、一定の時間(最低8時間)業務にあたっているため、赤ちゃんのお世話をしながら仕事をするというのは難しいです。
この状況を保育園の申請でしっかりと申告して毎日フルタイムで働いていて赤ちゃんのお世話が難しいということを認めてもらう必要があるわけですね。
今回僕が実際に用意したのが、
- 事業稼働申告書
- 個人事業の開業・廃業等届出書
- 業務請負契約書
- 確定申告書
- 自分の仕事内容をまとめた資料
事業稼働申告書※必須
自営業などフリーランスといった個人事業主の方が自分の仕事内容や労働時間を申告するための書類です。
事業稼働申告書例
一般的な会社勤めの方の場合は在職証明書を会社に書いてもらって証明をしてもらえますが、フリーランスの場合はこれを自分で自己申告して認めてもらわなければいけません。
在職証明書例
特に難しいこともなく、自分の仕事内容と労働時間を申告するというものですね。
個人事業の開業・廃業等届出書※届け出をしている場合は必要
自営業などフリーランスといった個人事業主の方が届け出をする書類ですね。
確定申告を青色申告するためにも必要ですが、自分が事業を行い、これで収入を得ているということ届け出る書類です。
届け出ている人は添付する必要があります。
ただ、全てのフリーランスの人がこれを届け出ているわけではないですよね。
他にも、パパは会社勤めで、ママはインターネットを利用して収入を得ているという方も居ると思います。
この状況でフルタイム認定をしてもらうのが難しい場合には開業・廃業等届出書があると働いていると判断してもらいやすくなるという点があるので、自宅に居ながらもしっかりと仕事をしていきたいと考えている、もしくは既に収入があるという場合には届け出を検討しても良いと思います。
他にも登記簿謄本や営業許可証など、自営業の内容によって必要な書類があるので、事前に確認しておくと良いですね。
業務請負契約書※契約をしている場合は提出
業務請負や業務委託という形で取引先と契約をかわしている場合には、こちらも提出します。
これも開業届と同じように仕事をしていることを証明することができます。
我が家の場合は申請に関する質問をしに役所に行った時に僕がフリーランスであることを伝えた所、開業届か業務請負契約書などはありますか?というように聞かれたので、こちらも用意できる場合は用意した方が良いと思います。
ただし、業務請負や業務委託契約は取引先に依頼する必要があるので、可能な場合、もしくはすでに契約をかわしている場合に用意するという感じです。
確定申告書の控え
すでにフリーランスを長く続けているなど、確定申告を行っている人は収入の証明となりますので必要です。
逆にフリーランスを始めたばかりで確定申告をしていない場合には直近の収入を証明できるもの(通帳の入金記録など)を自分で用意することも可能です。
この点については各自治体にて確認をしてみることをおすすめします。
自分の仕事内容をまとめた資料※意外に重要!
基本的にはここまでご紹介しているものが用意できていれば、必要な資料というのは不足はないと思います。
ただし、フリーランスで仕事を始めたばかり、もしくは労働時間や仕事内容を理解してもらうのが難しい場合など、事業稼働申告書だけでは書ききれないことが実際は多いです。
申請時にこれってどんな仕事ですか?など聞かれたりもしますが、口頭では上手く伝えられない場合もあるので。フルタイムでしっかりと仕事をしていますよというのを認めてもらうのに、自分の仕事内容をまとめた資料は添付した方が良いと感じました。
役所の方にも聞きましたが、これらの資料に関しては書式に決まりはないので、作れる環境(手書きでも良い)に応じて作成して提出します。
僕の場合は
- 1日のスケジュール(労働時間とどんな仕事をしていたか)
- 月の労働状況(休日など)
この二つの直近3ヶ月分をまとめたものと、自分が行っている事業についての説明(仕事内容とどんなペースで仕事が依頼されるかなど)をエクセルで作成して提出しました。
専門用語などは使わずに分かりやすく説明する方が理解してもらえます。
まとめ〜フリーランスでも支給認定証3号(標準保育11時間)を認めてもらえます
実際に僕が赤ちゃんの保育園申請に提出した資料などをご紹介しました。
申請の際の提出時にこれ以外に何か必要なものはありますか?と聞きましたが、「十分です。」ということでしたので、ココまで用意できれば、フルタイムでの認定はしてもらえることがわかりました。
保育園の申請は自分がどれだけ赤ちゃんを保育園に預ける必要性があるということを認めてもらうことが重要ですので、必要な資料を用意することを面倒がらず、自分の仕事についても丁寧に説明することで点数をつける側も理解してくれるのではと感じます。
基本的に必要な書類だけの提出でも受け付けてもらえるので、あまり難しく考えすぎずに役所に相談しにいって準備をすることが大切だと思いました。
ただし、ここまで行ってやっとスタートラインです。フルタイム認定されたご家庭の中から、狭き認可保育園への入所が決まるわけです。
我が家もスタートラインには立てたものの、希望する認可保育園に入れるかは別の話ですので、期待よりも不安が大きいです。
フリーランスや在宅でお仕事をされている方の保育園申請の参考になれば幸いです!
※今回の記事は僕が住んでいる地域でのお話です。これを用意したから確実というお話ではありませんので、必要な書類や証明書、申請の仕方などは各自治体にて確認お願いします。