赤ちゃんが39度超えの発熱!それなのに手足が冷たい理由とは?

こんにちはコースケです。
昨日から我が家の1歳2ヶ月の赤ちゃんが39度超えの熱を出してしまっています。。
そんな中、昨日は熱が高いのに手足がびっくりするくらい冷たくて心配になりました。
小さなお子さんにはよくあるということなのですが、心配になりますよね。
保育園にやっと慣れてきたというお話をしていましたが、また熱が収まるまでしばらくお休みになりそうです。
今回、病院に行った所、もしかすると突発性発疹かもしれないということで、お薬は抗生物質の処方はなく、対処療法に沿ったお薬をもらってきました。
突発性発疹は熱が下がってからの症状を診ないとわからないので、現在はとにかく安静にという感じですが、赤ちゃんの手足が冷たいのは気になります。理由や体の状況はどうなっているのでしょうか?
目次
高熱が出ているのに赤ちゃんの手足冷たいのは熱が関係しているらしい
以前、冬の時期に赤ちゃんの手足が冷たい理由や対処法についての記事を書いたのですが、基本は赤ちゃんの体温調整の仕組みが影響していて、手足はセンサーや調整役を担っていると言われています。
特に発熱時は体内のウイルスに抵抗するために、体に熱を逃がさないように働くことで、手足などの末端組織の血管が収縮することで冷たくなってしまうようです。この状態を熱の分離と呼ぶようです。
特に熱の上がり始めは冷たくなりやすいらしく、この時は寒気などを感じることが多いのは大人でも経験しているかと思います。
我が家の赤ちゃんのケース
昨日までは若干の咳や鼻水があるかな?くらいでしたが、昨日からはウンチが軟便になり、高熱を出しています。
手足が冷たいと感じた時の状況は
- 熱は39度超え(39.7度)
- 首や背中、脇など体の中心に近い部分は服の上からも熱いと感じる
- 手足部分は膝や肘から少し先の部分から冷たくなっている
という状況でした。
小児科でも夜に熱が高くなるかもしれないと言われていたので、覚悟していましたが、かなり熱く、寝ていてもぐずったり頭を触るなど不快に感じている様子が伺えました。
手足が冷たい時期は熱が上がりきっていない時期
赤ちゃんの熱の上がり方の基本は
- 寒気などを感じやすく震えることもあるこれから熱が出る時期
- 手足が冷たくなり熱を体に閉じ込めて戦っている熱が上がりきっていない時期
- 元気が無くなり汗をかきはじめる熱が下る時期
ということで手足が冷たい時期には体を冷やすよりも温めてあげることに気を配る時期で、汗をかきはじめたタイミングでしっかりと放熱をサポートしてあげるというのがポイントになってきそうですね。
手足が冷たい時に気を配りたい点
室温をチェック
赤ちゃんは体温調整機能が大人と比べると未熟なこともあり、外気の影響も受けやすいため、寒そうだから部屋を高くする、もしくは低いという状況は体に負担がかかりやすいので、適温で保つ意識が基本とされているようです。
この時期なら25〜28度くらいで赤ちゃんが寒がらないくらいに保ってあげるようにチェックが必要です。
体を冷やさないように注意
手足が冷たい時期は体の中でウイルスに抵抗しているため、いわゆる熱の上昇期で、この時期は寒気を感じやすいため、冷えないように洋服や寝具でも調整をする必要があるとのことです。
水分補給はかなり重要
体が発熱を起こす時には水分も消費されやすい状態となるため、水分補給は対処療法の中ではとても重要なポイントになります。
経口補水液は水分の吸収がスムーズですが、赤ちゃんによっては味に慣れていないため、嫌がる(我が家の赤ちゃんがそうです。)場合には水や麦茶などで水分を補給しておくことが基本とされています。
体を冷やす時はおでこよりも他の場所を冷やす
効率よく赤ちゃんの体の放熱をサポートして楽にしてあげるのにクーリングという体を冷やす方法があります。
おでこに冷えピタを貼るというのもクーリングかもしれませんが、本来は頭や首、他に太い血管が通っているわきの下や足の付根を冷やすことで、放熱をサポートしてあげるのが基本となっています。
まとめ
赤ちゃんが発熱時に手足がとても冷たくなるのにはウイルスに対抗するために体が熱を上げて戦っている状況で熱の分離が起きているということがわかりました。
この時期は熱が上がりきっていない時期とされているため、体を冷やす時期ではなく、温めながら赤ちゃんの様子を診ていく必要がありそうです。
39度を超えると座薬を使用したくなりますが、判断に悩んでしまう時期でもありますね。。
機会があったら発熱時に適した座薬の使い方を聞いてみたいと思います。