女性保険とは?女性のための保険の特徴や選び方|出産後の保険

こんにちはコースケです。
出産後は保険を見直す良い機会と捉える方は多く、実際に我が家でも保険の見直しを着々と進めています。
基本的には大黒柱である自分の保険を見直していくなかで、妻に病気や怪我があった時の備えについても見直しています。
育児は男性も頑張るのは当然ですが、やっぱりママの存在はとても大きいです。
そんなママにもしものことがあった時にしっかりと治療に専念できる状況を作りたいと考えるようになりました。
女性保険はそんなママにとって起こりえる女性特有の病気や怪我に対して備えを手厚くすることができる保険です。
30代後半を迎えると様々な健康リスクが考えられます。そんな女性の病気や怪我に備える女性保険についてまとめています。
女性保険(女性向け保険)の基本
女性保険(女性向け医療保険)は文字遠い女性向けの病気や怪我に対する保障を手厚くすることをテーマとした保険です。
女性特有の病気や怪我に対する保障
- 医療保険やがん保険にプラスして女性疾病に対して特約がセットされている
- 女性特有の病気に対して保障が手厚くなる(日額の違いなど)
- 妊娠や出産にまつわるリスクに対しても備えられる商品もある
女性特有の病気や怪我例
女性特有の病気や怪我の例としては生命保険会社の女性向け医療保険の保障範囲を見てみると
- 乳がん・子宮がん・卵巣がん
- 乳腺症・子宮筋腫・子宮内膜症・卵巣機能障害・チョコレートのう胞・妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)・子宮外妊娠・流産・帝王切開
- 関節リウマチ
などがあります。
これらの病気や怪我に対して入院時の保障、さらに女性特有の特定手術への保障があるのが基本です。
保険の商品によって内容は違いますが、日帰り入院や短期の入院まで保障してくれるのが一般的です。
特約を付加することで三大疾病(がん・心筋梗塞・脳卒中)に対しての備えも加えることも可能です。
女性保険の主な種類
女性保険には通常の医療保険と同様に定期タイプと終身タイプがあります。
そしてその中で保険商品によって違うのが
- 治療や入院に対して手厚い保障を備えた医療メイン保険
- 将来の備えを見据える貯蓄タイプの保険
- 自分に万が一のことがあった時に家族に安心を残す死亡保障タイプ
という分類が一般的です。
女性保険の選び方ポイント
- 女性特有の疾病範囲
- 医療保険との重複
- 保障内容と給付金支払いの条件
- 解約返戻金の有無
- お祝い金の有無
女性特有の疾病範囲
女性保険と言っても生命保険各社で若干の病気や怪我に対する保障範囲が違う場合がありますので、まずは自分がどんな病気や怪我に備えたいのかをチェックする必要があります。
医療保険との重複
女性保険は基本が医療保険ですので、通常の保障に加えて女医疾病特約が付加されているのが基本です。
そのため、他の医療保険に加入しつつ新たに加入する場合には保障が重複している可能性があります。
保障が手厚くなる分、保険料の負担も多くなるので、加入している保険の整備が必要になる場合があります。
保障内容と給付金支払いの条件
加入する時期によって条件が変わることがあります。
特に妊娠中(妊娠から妊娠7ヶ月目までなど)については通常の保障範囲の帝王切開や切迫早産といった状態に対して部位不担保という条件が設定されていることが多いです。
また入院1日でも良いのか、数日後からなのかといった点も保険商品によって違いがあります。
これらを含むどんな状態になった時に給付金が支払われるのか?をチェックしましょう。
解約返戻金の有無
定期タイプの場合は掛け捨てとなるのが基本ですが、最近では終身タイプで解約返戻金を無くすことで保険料を抑えた商品も出てきています。(オリックス生命保険の医療保険新キュアレディなど)
この点は将来の保険の見直しなどを含めた設計の中で重要ですので、確認したいポイントですね。
お祝い金の有無
女性保険の中には一定の条件を満たすと3年や5年ごとにお祝い金や生存給付金が設定されている保険があります。
節目にお金がもらえるのは嬉しいですが、その分保険料にも反映されていることが多いため、長期間の保険料のシミュレーションの中で比較ポイントとなっています。
また、これらは所定の期間、入院や手術の給付金を受け取らなかった場合や生存しているといった時のものですので、実際に病気や怪我にかかってしまうと支払われないため、受け取れない可能性があるお金であることも頭に入れておきたい所です。
女性向け保険を販売している生命保険会社・損保会社
- アクサダイレクト生命:アクサダイレクトの終身医療(女性プラン)
- アフラック:ちゃんと応える医療保険レディースEVER
- オリックス生命:医療保険 新CURE Lady(キュア・レディ)
- チューリッヒ生命:終身医療保険プレミアムDX Lady
- フコク生命:医療大臣プレミアエイト「レディサポート」
- メディケア生命:メディフィットA女性専用パック
- メットライフ生命:Flexi S(フレキシィ エス) 女性専用タイプ
- ライフネット生命:新じぶんへの保険レディース
- 楽天生命:医療保険 楽天生命レディ
- 損保ジャパン日本興亜ひまわり生命:フェミニーヌ
- 東京海上日動あんしん生命:メディカルKit NEO 女性プラン
- フローラル共済:女性を育む保険 なでしこくらぶ
- ABC少額短期保険:ABCおかあさん保険
※2018年3月29日現在で販売されている主な女性向け保険商品をピックアップしています。
まとめ
女性保険の基本についてまとめました。女性保険は医療保険をベースに女性特有の疾病や怪我に備えることができる保険です。
そのため、女性ならではの病気や怪我に対して備えることは重要ですが、ベースとなる医療保険の部分もしっかりと確認することが大切だと実感しました。
これは保険会社で働く親戚と話していて、「女性ならではの病気や怪我はこれから起こる可能性が高くなるから、通常の医療保険も含めて女性向けの保険にも触れてみては?」とアドバイスされたこともあり、感じた点で、現在は自分の保険よりも妻の保険の見直しを進めています。
妻は帝王切開で息子を出産したこともあり、こういったケースでは女性保険に入っていれば良かったと感じる点が多いです。
女性特有の病気は男性にはわからない辛さもありますよね。そんな時に経済的にも心にも余裕を持ちながら治療に専念できる環境を作るということはこれから自分たちが40代、50代になっていくことを考えると必要な保険かもしれません。