モロー反射とは?いつまで見られる?|赤ちゃんの原始反射の種類

前回、赤ちゃんのギャラン反射を初めて知ったお話を書きましたが、赤ちゃんは他にも様々な原始反射を備えて生まれてきますよね。
モロー反射もそのうちの一つで、赤ちゃんの反応という意味では最初に見られる原始反射の一つだと言えます。
ただ、ギャラン反射は僕が知らなかったこともあって、ウチの赤ちゃんはギャラン反射を消失をしていたため、その仕草を見る事ができませんでした。
ということで、赤ちゃんが新生児の時から見られる原始反射を書き残しておこうと思います。
今回は、みなさんもよく見かけている赤ちゃんが寝ていると気に反応するモロー反射について調べてみました。
↓ギャラン反射についての記事です。
ギャラン反射とは?いつまで見られるの?赤ちゃんの可愛い原始反射
モロー反射とは?
モロー反射は生まれたばかりの赤ちゃんが寝ている時などによく見られる物音や振動などに反応して、手足をビクッとさせる仕草です。
赤ちゃんの原始反射の中ではとてもポピュラーな反射の一つで、赤ちゃんが生まれてからウチに帰ってきてから寝ている時にモロー反射を見て、とても楽しく癒された記憶があります。
モロー反射はオーストリアのエルンスト・モロー医師が発見したため、名前に由来となったようです。
一説としては赤ちゃんが母親に抱きつくための仕草とも言われています。
モロー反射の仕草の特徴
- 寝ている時に生活音に反応
- 抱っこをしていて、布団に寝かせる時に頭を置こうとする時
- 起きている時でも音や光に反応することもある
以上のような時に多く見られる反射ですね。また、モロー反射を病院でチェックする時には頭と体をしっかりと保護できるベッドに寝かせ、頭を30度ほど上げて、頭部を支えていた手を離すことで、赤ちゃんのモロー反射をチェックします。
出産後の退院時の診察、1ヶ月検診、3〜4ヶ月検診でチェックします。
モロー反射はいつからいつまで見られるの?
モロー反射は赤ちゃんが生まれた時から見られる原始反射です。
見られる時期の目安としては新生児から生後約3ヶ月くらいと言われていますが、赤ちゃんによって個人差はあるとのこと。
モロー反射は赤ちゃんの神経発達の過程の一つで、月齢が上がるにつれて脳や他の神経が発達していき、消失していくようです。
まとめ
モロー反射は赤ちゃんが生まれてから生きるために備わっている反射の一つということです。
生後4ヶ月くらいになるとモロー反射は少なくなります。ごくまれに反応していることがあるようですが体全体ではなく手がモノを掴むように反応するような仕草になりました。
生まれたばかりの育児に馴れていない時は、このモロー反射で起きてしまい、大泣きされ、妻によく怒られた記憶があります。
もうこの仕草が見られなくなるのかーと少し寂しく感じることも多いです。
↓このくらいの時が懐かしいです。
赤ちゃんの色々な仕草は写真や動画に残しておきたいと思う親の気持ちが理解できるようになりました笑
みなさんも赤ちゃんの反応や仕草をチェックしてみてくださいね。