赤ちゃんのお薬用ゼリー「おくすり飲めたねチョコレート味」をお試し|抗生物質用のオブラートゼリー

こんにちはコースケです。
ゴールデンウィーク中に我が家の赤ちゃんが風邪を引いて体調を崩してしまい、当番病院にいったのですが、その時のお薬に抗生物質が含まれていました。
赤ちゃんが1歳になって初めてのゴールデンウィーク|おでかけと発熱で当番病院に行った連休
以前のRSウイルスやその後のウイルス性の風邪を経験している我が家の赤ちゃんは薬を飲むこと自体に慣れてきたためか、飲ませるのは苦労しないのですが、抗生物質はちょっと苦味があるのか、嫌がる素振りをするのと、咳き込んでしまうこともあり、飲みやすくするために以前試したことがある龍角散の赤ちゃんに使用できるお薬用ゼリー「おくすり飲めたねシリーズ」の抗生物質用チョコレート味を試してみましたので、感想や実際に飲んだ時の様子についてお話したいと思います。
おくすり飲めたねチョコレート味の特徴
以前、我が家の赤ちゃんが咳を伴う風邪を引き、粉薬がどうしてもむせてしまい、飲ませても吐いてしまうことが続いたため、「おくすり飲めたねぶどう味」を試したことがあります。
赤ちゃんのお薬用ゼリー「おくすり飲めたねぶどう味」を試してみた!
結果的にはうまく飲めなかったのですが、、最近は薬を飲むのにも慣れてきているので、成功するかもしれないと思い近所のドラッグストアで購入。
今回は抗生物質を飲みやすくする目的ですので、同シリーズの抗生物質用のチョコレート味を購入しました。
おくすり飲めたねチョコレート味の特徴としては
- 医薬品をゼリーで包み込むことで飲み込みやすくする
- 粉薬によってむせたり、喉に使えるのを緩和する
- 複数の薬がある時に飲みやすくする
- 薬の匂いや味をマスキング効果で軽減してくれる
- お薬自体の作用や吸収に影響を与えずに飲ませられる
- 低カロリー、ノンシュガー、ノンカフェイン、ノンアレルゲン
- 合成着色料、保存料は無添加
- 抗生物質など苦味のある薬を飲むのをサポートするのに役立つ
- 離乳中期から使用可能
といった感じです。基本はおくすり飲めたねシリーズに共通していますが、ポイントは抗生物質など苦味がある薬を飲みやすくしてくれるという所ですね。
これは味覚のマスキング効果で苦味を軽減してくれます。
抗生物質は一緒に飲ませる飲み物と相性がある
赤ちゃんに抗生物質を処方してもらった経験がある方はご存知だと思いますが、処方される際には酸味のある飲み物、イオン飲料やオレンジジュース、アップルジュース、ヨーグルトや乳酸菌飲料などと相性が良くない場合があります。
抗生物質によってこれらの相性が良くない飲み物は違いがあるのですが、基本的に酸味のある飲料は苦味を強めてしまうケースが多いため、調剤薬局でもアドバイスをもらうことが多いです。
今回、我が家の赤ちゃんはワイドシリンという抗生物質を処方してもらったのですが、上記飲料と混ぜるのはおすすめされませんでした。
また、抗生物質の種類によっては薬の吸収が悪くなることもあるので、注意が必要です。
おくすり飲めたねチョコレート味の基本情報
品名:清涼飲料水(ゼリー飲料)
原材料名::エリスリトール/還元麦芽糖水あめ/ココアパウダー/寒天/ゲル化剤(増粘多糖類)/ショ糖脂肪酸エステル/香料/甘味料(ステビア)
内容量:100g
熱量::16kcal/たんぱく質:0g/脂質:0g/炭水化物:15.1g/ナトリウム:19.6mg/糖類:0g
情報引用:龍角散公式サイト
おくすり飲めたねチョコレート味の使用方法
- ゼリーを容器に出す
- その上に薬を出す
- 薬を包み込むようにゼリーをかける
というのが基本です。龍角散の公式サイトでは1回の使用量は大さじ1杯程度とされていますが、薬の量や混ぜる場合などによって量が変わってきます。
最初に開封した時は液体が出てくるので、この液体を捨ててからゼリーを容器にあけるのがおすすめです。
また、保存料が不使用ということもあり、開封後は冷蔵庫で保存をした上で3日以内に使用することとなっています。
パッケージの裏面には日付を記入する箇所があるので、開封したら書き込んでおくと良いかもしれません。
おくすり飲めたねチョコレート味で薬を飲ませた感想
実際におくすり飲めたねチョコレート味を使用してみましたが、以前のように嫌がって飲まないということもなく、多少顔は歪めましたが、飲み込んでくれました。
以前は薬の甘さや味、匂いに反応して拒否していたのですが、薬に慣れてきたこともあり、飲み込んで咳き込むこともなかったので、良かったです。
おくすり飲めたねチョコレート味の良い点
- 苦味のある抗生物質に対する味のマスキング効果は期待できそう
- 水に溶けにくい粉薬が喉につかえずに飲み込みやすいので咳き込むことを減らせそう
- 赤ちゃんが味を気に入れば薬を飲ませる苦労が減る
個人的には水に溶けにくい粉薬は赤ちゃんの喉につかえて咳き込ませてしまうことがあるので、ゼリーで喉の通りを良くしてくれるのは良いと感じました。
味を嫌がって吐き出さなかったので、一定のマスキング効果はあったのでは?と感じます。
気になる点
- 複数の薬を一緒に混ぜるとそれぞれの薬の味によって甘さが引き立ってしまい逆に嫌がることがあった
- 薬の量に加えてゼリーがあるので1回に飲む量が増えてしまう
複数の薬を一緒に飲ませる時はそれぞれの薬の味が混ざるわけで、これによって苦い抗生物質だけを飲むよりも、乳幼児用に甘めに作られている薬があると、チョコレート風味に加えて甘さが強くなるように感じました。
我が家の赤ちゃんは今回、シロップも飲んでいますが、甘い薬を飲むと表情を歪めます。
おそらくこの甘さを薬の味として認識しているのかもしれませんが、甘さが強いと若干嫌がることがあるので、チョコレート味との相性は良くないかもしれないという印象です。
そのため、抗生物質プラス他の粉薬を飲ませる時には水に溶かして飲ませています。
また、ゼリーを使用することで1回の量が増えるので、赤ちゃんにとっては嫌な時間が長くなることで、グズってしまうことがありました。
まとめ
おくすり飲めたねチョコレート味を赤ちゃんに飲ませる前に味見をしてみましたが、チョコレート味となっていますが、甘みは抑えめでさっぱりとしたチョコレート風味のゼリーという印象で、甘みでごまかすという感じではないんだなと思いました。
それよりもチョコレートの風味とゼリーで喉の通りを良くしてくれるのではといった感じです。
以前のお薬を飲む度に吐いてしまっていた時は何をやってもダメで最終的には結局練り状で口に入れて飲ませていましたが、それでも咳き込んで吐くといった状況と比べると今はまだ飲むこと自体は頑張ってくれるので、随分楽です。
薬を飲まないと良くならないのに、吐いてしまうとなると、ママやパパにとってはもどかしくストレスもたまります。
そんな時に赤ちゃん用のお薬ゼリーで少しでも飲み込むのを楽にしてあげられたら、赤ちゃんにとってもママ、パパにとっても随分違うと感じます。
赤ちゃんに抗生物質を飲ませるのにお悩みの方の参考になれば幸いです!