離乳食・幼児食をフリージング!食材の正しい作り置き保存とNG食材

こんにちはコースケです。
赤ちゃんの離乳食、1歳を過ぎて幼児食に移行とまだまだ、大人と同じ食材、食事をするとまではいかない時期はお子さん用に食材の下ごしらえが必要です。
でも毎日、下ごしらえから準備をするというのは育児をしながらだと大変です。
我が家も共働き世帯ですので、妻は仕事から帰ってくると、急いで1歳7ヶ月の息子の夕食作りを行っていますが、口癖が「急がなきゃー!時間が無い!」といった言葉です。
今回はそんな離乳食・幼児食の食材のフリージングの基本を下ごしらえ保存、解凍のポイントやフリージングと相性が良くないNG食材などまとめてみました。
目次
離乳食・幼児食のフリージングの基本とコツ
育児本や離乳食の本、そして離乳食のフリージング本などを見てみると、基本的なポイントを抑えればフリージング食材も安心して食べさせられることがわかります。
- 食材を買ってきたら新鮮な状態で調理を行う
- おいしさ・安全面を保つために短い時間で冷凍する
- 冷凍前は加熱処理をするのが基本
- フリージングの前は食材を冷ましてから冷凍する
- 小分け冷凍で使う分だけ解凍が美味しさと鮮度を保つコツ
- 1週間分を目安に保存する
- 調理道具やフリージング用のアイテムは清潔に保つ
というのが基本とされています。

フリージングの準備のポイント
下ごしらえ・調理
基本は購入してきた食材はできるだけ早いタイミングで調理に取り掛かるのが、食材の鮮度も保たれているので、赤ちゃんや幼児への食材としては早めの調理が基本ですね。
その際にフリージングする食材は加熱処理・調理を行うことで月齢に適した硬さや消化のしやすい状態にして冷凍することが大切とありました。
また加熱処理をすることで殺菌にもなります。
また、フリージングに使用する保存容器、ジップロック的なアイテムも清潔に保つこと、使い回しをする時には十分洗浄、消毒をすることも大切ですね。
おいしさを逃さない保存の基本
下ごしらえや調理をした食材を実際にフリージングする時には
- 小分け保存
- 食材を冷ましてから冷凍
- 冷凍は短い時間で行う
- 保存は1週間分を目安に(日付記入で管理するのがおすすめ)
これがポイントとなっています。
小分け保存は冷凍されるまでの時間も短縮できますし、使用する時にも使う分だけの解凍が可能なのでおすすめです。
また、食材を冷ましてから冷凍することで冷凍庫内の温度や密着する食材への影響を減らすことができるので、できるだけ冷ました状態が望ましいようです。
フリージングの保存期間は鮮度の維持を考えて1週間を目安というのが一般的です。我が家も離乳食の頃から長くても1週間までという感じでフリージングを行ってきました。
あると便利なフリージングのアイテム例
フリージングに便利な調理アイテムなどは沢山登場しています。
その中で基本は
- ファスナー付のポリ袋(ZIPIロック的な)
- 蓋付き製氷皿
- 蓋付き小分けパック・保存容器
- 蓋付き密閉容器
- 小分け紙カップ
などはあると便利ですね。
選ぶときのポイントとしては蓋や密閉がしっかりとできること、そして容器や小分け容器などはレンジでの使用が可能な耐熱タイプだと、そのまま容器での解凍には使用しませんが使用後の消毒が楽だったりしました。
食材をおいしく解凍するコツ
調理・フリージングまで丁寧に行ったなら、解凍も意識したいポイントです。
せっかく赤ちゃんのための作った食材ですから、美味しく食べてもらいたいですよね。
フリージング食材を解凍する時には
- 使う分だけの解凍
- 温めた際の食材の乾燥を防ぐのに水分をプラス
- 冷蔵庫解凍よりもレンジで一気に解凍
というのが美味しさを逃さないコツとなっています。
使う分だけの解凍は解凍時間を短くできる他、解凍後、余って再解凍をしないという注意点を守る上でもおすすめです。
また、レンジを使って感じたこともあるかと思いますが、温めると食材がパサパサと乾燥してしまうことがありますよね。これはレンジでの加熱で水分が蒸発しているのが影響しているので、ほんの少しの水をプラスしてラップをして解凍することで、水分蒸発を減らせます。
また冷蔵解凍よりもレンジやお鍋で解凍することで食材の栄養・旨味が流出してしまうのを防ぐことができるので、解凍はレンジなどで一気に行うのが基本となっています。
フリージングの注意点
便利なフリージングですが、いくつか注意したい点があります。
一つは解凍した食材の再解凍、そして二つ目は容器などの使い回しです。
冷凍から解凍された食材は水分と共に栄養などが流出してしまいます。また何度も繰り返すことで品質への不安も出てきますので、あくまで使う分だけ解凍して使い切るというのが重要ですね。
また、フリージング用の容器や袋などは劣化していくことがありますので、破れたり破損した状態のものは使用を避けることが大切です。
フリージングに適さないNG食材は?
フリージングは基本的にはある程度対応してくれますが、いくつかの特徴を持つ食材は相性が良くないと言われています。
例えば、
- 水分が多い
- 解凍で分離してしまうもの
- 冷凍、解凍によって変質してしまうもの
例えば、豆腐は解凍すると水分が抜けてボソボソとした食感になってしまい食べづらくなります。また生野菜も下ごしらえ無しの状態での冷凍は水分が多く、解凍した際にはベチャベチャな状態になってしまいます。
他にも変質や分離しやすいヨーグルトや牛乳、チーズ、卵といったものはフリージングには向かないとありました。
じゃがいももフリージングはできますが、そのままだと解凍した時にボソボソになってしまいますので、すりつぶすなどの下ごしらえをして使うこともおすすめです。
フリージングのメリットまとめ
フリージングの良さはなんといっても離乳食や幼児食の食材の下ごしらえの手間を毎日ではなく、1〜2日の中でまとめて行って保存できるのが、便利なポイントです。
フリージングをすることによって、実際の料理の時にはレンジで食材を温めて解凍して食事作りに使えるので、1週間分の食材をまとめて作り置きしているというママさんも多いかと思います。
我が家も特に離乳食時期は野菜などを下ごしらえをしてフリージングをしていました。
他にもメリットは
- 食材を新鮮な状態で調理して冷凍することができる
- 食材の傷みが起きるのを防げる
- 保存してある食材を見て献立計画も立てやすい
- 一度下ごしらえしてあるので、準備が楽
- 必要な分だけ解凍して使えるので無駄を減らせる
ママが居ない日にパパが離乳食・幼児食作りを担当する時にも便利
あと個人的にフリージングのメリットだと感じるのはママが何かの用事などで、外出しなくてはいけない時にパパさんが代わりに離乳食・幼児食を準備するという時にフリージングで食材が保存されていることで、調理の手間がかなり省けるなーと妻に感謝しています。
離乳食・幼児食のレトルトでも良いのですが、例えば献立内容的にもう少し食材をプラスしたい時、汁物、スープで野菜を摂らせたいといった時にも必要な野菜をお鍋に入れてそのまま温めて使えるので、料理が苦手なパパさんでもママの留守中の食事の準備がとても楽になると思います。
ハンバーグなどがフリージングされている時などは主菜も簡単に準備できちゃうので、フリージングはやっぱり便利!だと感じますね。
まとめ
最近は、食材の質、安全や妻の食事作りの手間を軽減するのにミールキットや食材宅配、野菜宅配サービスを色々とチェックしていたり、実際にお試しセットを注文したりしているのですが、新鮮な食材でも沢山あると、献立に活かすのって大変です。
そんな時に新鮮な状態で調理を行いフリージングで1週間分などをまとめて下ごしらえしておけるのはやっぱり便利です。実際の離乳食・幼児食作りでは時短にもなるので、これからもうまく活用していければなと思います。