所得補償保険とは?就業不能保険との違い、メリット・デメリット

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こんにちわコースケです。

所得補償保険は前回の記事でご紹介した、就業不能保険と同様に長期間の怪我や病気になった時に起きる経済的な負担、特に収入面を補うことをテーマとして登場した保険商品です。

所得補償保険は就業不能保険と同様に

  • 休業した時の保障が無い方
  • 収入源になった時のための貯蓄が不足している方

にとって備えとなる保険と考えられています。

では所得補償保険と就業不能保険は名称が違いますが、実際にはどんな違いがあるのか見ていきましょう。

所得補償保険と就業不能保険との違いは?

所得補償保険と就業不能保険は基本的に内容は基本的に同じタイプの保険です。
では違いはというと、所得補償保険は損害保険会社が販売している商品という点です。

就業不能保険は生命保険会社が販売する時の名称となっているのが一般的です。

ですので、名称は違えど、保証する目的や範囲というのは基本的に同じ範囲と考えて問題無いかと思います。

>> 就業不能保険について知りたい方はこちら

所得補償保険の特徴

  • 医療保険で補いきれない怪我や病気による長期療養をサポート
  • 収入の範囲内で月額・日額を設定する(保険会社によって違いあり)
  • 免責期間が設けられている
  • 短期保障タイプ・長期保障タイプがある
  • 支払い事由を満たすことで決まった年数や年齢まで療養期間に保険金が支払われる

基本的には就業不能保険と同様な内容となっています。ポイントは短期保障と長期保障の2種類が用意されている点でしょうか。

この2つの特徴は契約者の生活・仕事環境によって選ぶべきポイントとも言えますので、チェックしたい所となっています。

所得補償保険の短期保障タイプ

所得補償保険の短期保障タイプの特徴は保険金の支払い期間が短い変わりに通常60〜90日、さらには1年といった免責期間が設けられている長期保障タイプよりも短い期間の免責期間によって早く保険金の受け取りが期待できます。

会社員の方が加入している健康保険による傷病手当金などが無く、仕事ができないイコール無収入になってしまう可能性が高くなってしまう個人事業主・フリーランス・自営業といった方の備えとして選ばれる傾向にあるようです。

病気や怪我によって入院・もしくは契約時に記載して仕事に終日就くことができないといった要件が定められていることが多く、この事由を満たすことで1〜2年といった期間の収入減を補うことが期待できます。

所得補償保険の長期保障タイプ

対して所得補償保険の長期保障タイプは保険金の支払い期間が長期間のタイプで、一般的には60歳〜65歳までが対象となっていることが多く、怪我や病気によって、長期間仕事ができない状態になった時に備える保険とされています。

ただし、免責期間は短期保障タイプよりも長く、60日以上、1年といった長さで設定されていることが多いです。

就業不能と認められる要件もハードルは高く、病気や怪我の治療のために入院する場合以外では自宅療養を医者の指示でする場合にもどんな業務もできないといった要件が設定されることが多く、いわゆる寝たきり状態といったケースに備えることも視野に入れた保険となっています。

所得保障保険で基本的に保障外になる例

所得保障保険で基本的に保障外になる例には

  • うつ病などの精神疾患によって働けない
  • 妊娠や出産などによって働けない

というような場合は保障外となっているケースがほとんどです。

所得保障保険のメリット・デメリット

所得保障保険のメリット

  • 怪我や病気によって長期間働けなくなった時に備えられる
  • 万が一、病気や怪我で寝たきり状態になった時に備えられる
  • 自営業・フリーランスの方の休業補償として
  • 医療保険と合わせて備えを充実させる

就業不能保険のメリットと同様に、長期間まったく仕事ができない状態になった時の経済的なマイナスを補うことができる面、特に自営業やフリーランスといった方が受けられない公的な社会保障の穴を埋めることに繋がり、備えとなるという点があります。

所得保障保険のデメリット

  • 就業不能の要件のハードルが高い
  • 免責期間が設定されている
  • 会社員の方(健康保険などの傷病手当金などの保障がある方)の場合にはメリットが少なめ
  • 保険金を受け取っている期間も保険金の払込みがあるケース

という点ですね。こちらも就業不能保険と同じデメリットと言えます。
特に就業不能の要件については、短期保障タイプでも終日働けないない、長期保障タイプでもどんな仕事もできない状態(デスクワークができる時はダメなど)という点で、実際に仕事を長期間休むことになっても支払い要件を満たしていないということになりかねないため、加入前にしっかりと確認する必要があります。

所得保障保険を選ぶ時の重要事項

実際に所得保障保険を選ぶ場合には

  • 保険金の支払いに対する要件の確認
  • 保険期間が目的にあっているか
  • 実際の保険金の金額

という点が重要ですね。

所得保障保険は支払い要件のハードルが高いですが、実際に働けなくなってしまった場合(長期入院など)には保険金が支払われ、医療保険と合わせて加入している場合には保障も充実するため、精神的な面でも安心できます。

ただし、実際には働けなくなっても免責期間が設定されているため、働けなくなってから一定期間が過ぎても就業不能な状態と医師が判断するという所で保険金が支払われるという面で悩ましいポイントとなっています。

ちなみに長期の所得保障を商品として販売している損害保険会社は日立キャピタル損害保険があり、長期所得補償保険「リビングエール」があります。

まとめ

所得保障保険の基本についてまとめました。
就業不能保険と同様に、もしも長期間まったく仕事が出来ない状態になってしまったら、、という不安に対して備える保険といえますね。1ヶ月の休業ではなく、もっと長期的な目線で加入を考える方が多い印象です。

医療保険だけではカバーしきれないケースに備えること、さらには自営業やフリーランスの方にとっては公的な社会保障が無い方が多いため、万が一のリスクに備えるという点で要らないと思っていても気になる保険というのが所得保障保険だと感じました。