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妊娠中に傷病手当金がもらえる条件とは?出産手当金との違い

こんにちわコースケです。
働く女性が妊娠、出産でもらえるお金、手当金・給付金の1つに傷病手当金があります。
出産手当金と一緒のようにとらえてしまいがちですが、実際には別の手当金です。

出産前まで働くという方は近年、とても多いようで、妻も産休に入るまで期間ギリギリまで勤務していました。
生活面はもちろんですが、職場環境によって人が足りないなど勤務せざるを得ないというケースも少なくありません。妻の場合は後者だったようです苦笑

その中で妊娠中の健康トラブルなどで会社を長期で休まざるを得ない状況になってしまった時のサポートとして傷病手当金があります。傷病手当金をもらえる条件や申請、金額など傷病手当金についての基本をまとめています。

傷病手当金とは?

傷病手当金とは、産休までしっかりと働いくつもりだったものの、妊娠中に起きやすい病気や体調不良によって仕事を休まざるを得ない状況になってしまうことがあり、状況によっては長期的に入院しなくてはいけないという場合もあります。

こういった妊娠中トラブルの生活面のサポートを目的とした制度が傷病手当金とされています。

傷病手当金がもらえる人

傷病手当金は会社勤めをされている方で勤務先が加入している全国健康保険協会や健康保険組合の保険料を自分で支払っている方が対象です。

健康保険に加入している方は正社員だけでなく、パートさんや派遣社員さんといった方でも傷病手当金の対象となり申請が可能です。

ただしご家族(夫など)の扶養や国民健康保険の加入者の場合には傷病手当金の対象となりません。

国民健康保険には無い、出産手当金や傷病手当金という制度は働く女性にとってありがたい制度となっています。

傷病手当金を支給してもらうための条件

傷病手当金は4つの条件をすべて満たしている人に対して支給される制度です。
その条件には

  1. 業務外の病気や怪我で会社を休んでいる
  2. 病気や怪我で業務につくことができない
  3. 病気や怪我で連続3日を含む4日以上休んでいる
  4. 休んでいるあいだの給与支払いを受けていない

業務外の病気や怪我で会社を休んでいる

まず、仕事の業務以外の病気や怪我が原因になって休んでいるというのが条件の1つです。
妊娠中に起こりえるものとしては妊娠高血圧症候群や切迫早産、切迫流産、そして妊娠悪阻などがありますね。

病気や怪我で業務につくことができない

そして上記内容によって仕事ができず業務にあたれないことが条件となります。
この判断については医師の診断もしくは本人の業務内容を鑑みて判断されるものとされています。

医師の診断で自宅安静を指示されるケースでも支給対象となります。

病気や怪我で連続3日を含む4日以上休んでいる

業務にあたれず、仕事を休んでいる状態が連続して3日間を含む4日以上の休業をした場合に、4日目以降の休みに対して傷病手当金が支給されることになっています。

ポイントは3日連続で休んでいた状態という点ですね。2日休み、1日出社してまた休むという場合には待機3日間という休みに含まれないため、注意する必要があります。

また、この待機3日間には土日・祝日・有給休暇などの公休日も含まれていて、給与の支払いの有無は関係ないというものです。

休んでいるあいだの給与支払いを受けていない

病気や怪我によって仕事を休んでいる間に給与の支払いを受けていない場合が対象となります。
逆に休業中でも給与が支払われているケースは傷病手当金の対象とはならないのが基本となります。

ただし、給与がもらえていても傷病手当金よりも少ない場合には給与との差額を支給してもらうことができます。

傷病手当金の支給期間

傷病手当金の支給期間は支給開始から最長で1年6ヶ月と定められています。
これはトータル1年6ヶ月という捉え方で、一度休業から復帰したものの、同じ病気や怪我によって休業した場合には復帰期間も1年6ヶ月に含まれるとされていて、これを過ぎた期間の休業の場合には支給対象外となっています。

また、傷病手当金をもらっていた方が会社を退職した場合にも3つの条件を満たしていることで継続支給をしてもらえます。

その条件には

  1. 退職日まで継続1年以上の加入保険者期間がある
  2. 在職中に傷病手当金の支給を受けている、もしくは退職した時点で条件を満たしている
  3. 退職日に働いていない

傷病手当金はいくらもらえる?

傷病手当金の支給額は
支給額以前の継続した12ヶ月間の各月の標準報酬月額を平均した額÷30日☓3分の2
となります。

支給開始日以前の期間が12ヶ月に満たない場合、支給開始日を含む月以前の継続した各月の標準報酬月額の平均額と28万円(当該年度の前年度9月30日における全被保険の同月の標準報酬月額を平均した額)を比べて少ない方の金額をもちいて計算するとあります。

※標準報酬月額は毎月のお給料の基本給や手当などを含んだ総支給額を範囲で区切り算出した金額

傷病手当金と出産手当金の違い

傷病手当金は仕事以外の病気や怪我などによって条件を満たしている場合に支給される手当金ですが、出産手当金は出産によって仕事を休む場合に支給される制度です。

そして傷病手当金と出産手当金は期間を重複して支給されないという点があります。
傷病手当金をもらっていつつ、出産を迎え出産手当金対象期間を迎えた場合には出産手当金に切り替わるということになります。

2016年4月からは傷病手当金から出産手当金に切り替わる際に傷病手当金の方が出産手当金より多いケースの場合には差額が支払われるようになっています。

参考:全国健康保険協会;平成28年4月からの制度改正について
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/~/media/Files/honbu/g3/cat310/280201seidokaisei.pdf

>> 出産手当金とは?申請方法や金額、受け取り方|どんな人が貰えるの?

傷病手当金の申請

傷病手当金の申請には

  1. 医師の診断書をもらう
  2. 職場への報告
  3. 傷病手当金支給申請書をもらう
  4. 医師による療養担当者記入用紙への記入
  5. 会社に事業主記入用紙の事業主記入欄に記入してもらう
  6. 申請書を保険組合に提出

という流れになります。

一般的には傷病手当金の申請はお休みした後の事後申請となります。
これを含めて妊娠トラブルなどで会社を長期休業する場合には相談しておくことが大切ですね。

参考:全国健康保険協会;病気や怪我で会社を休んだ時(傷病手当金)
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/cat310/sb3040/r139

まとめ

妊娠中は様々な体調の違和感や不調、そして病気などが起こりえることは妊娠・出産を経験されている方にとっては体験談と言えます。

この点を踏まえて、働く方でやむを得ず仕事を休まなくてはいけず、傷病手当金の条件に当てはまる場合には事後申請で問題ないので、しっかりと手続きをしたいですね。

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