探索反射とは?いつまで見られる?離乳との関係は?赤ちゃんの原始反射

こんにちはコースケです。
前回、赤ちゃんの原始反射である、哺乳反射の一つ、吸啜反射(きゅうせつはんしゃ)についてご紹介しました。
今回はまた哺乳反射の一つ、探索反射(たんさくはんしゃ)について調べてみました。
探索反射(たんさくはんしゃ)ってなに?
探索反射(たんさくはんしゃ)は吸啜反射と同様に、赤ちゃんが生まれる前から備えている原始反射の一つで、母乳やミルクを飲むのに必要な哺乳反射に含まれる行動です。
探索反射の特徴は唇や口の周りに触れるなどして、赤ちゃんが刺激を感じると、その方向に顔を向けて口に入れようとする行動で、生まれたばかりで目が未熟で体も思うように動かせない時期でも、母乳やミルクを口の中に入れられるのはこの原始反射があるおかげなんです。
初めての母乳の時など、ママも馴れていないため、赤ちゃんが乳首を探すしぐさはよく見られるかと思いますが、この行動が探索反射なんですね。
探索反射(たんさくはんしゃ)はいつからいつまで見られる?
探索反射は生まれた時からすでに備わっているとされており、生まれてすぐ見ることができます。
探索反射が見られなくなる時期、いわゆる消失時期は4ヶ月くらいから見られなくなると言われており、段々と赤ちゃんが自分の意思で口に入れるかを判断して行動するようになると言われています。
刺激を与えても反応しなくなるということですね。
離乳時期との関係について
赤ちゃんは月齢が上がってくるにつれて体も発達してきます。
その中で自分の意思で行動をすることが少しづつできるようになってきますよね。
探索反射を含む哺乳反射の反応が見られなくなってきた(おっぱいを飲ませようとしても反応が鈍くなるなど)時には離乳の時期が近づいてきているという目安になります。
また赤ちゃんには押し出し反射という別の原始反射も備えており、固形物などを押し出す反応をします。
これは赤ちゃんが本能でのどを詰まらせるのを防ぐのにも働いているのですが、この反射も生後5ヶ月くらいから徐々に少なくなるため、離乳食を始める時期の目安にしている方も多いようですね。
まとめ
探索反射は生まれたばかりの頃に、乳首を探すしぐさとして覚えています。
↓退院して最初の夜のミルクあげの時です。
最近では、ミルクも自分の手で避けるような仕草?や口に入れても飲まないようになってきたので、ウチの赤ちゃんもそろそろ消失する時期が近づいてきているのかな?と感じます。