定期保険の特徴・メリット・デメリット〜出産後の生命保険の見直し

こんにちわコースケです。
生命保険の定期保険は毎日の生活の中でもしもの時をサポートしてくれる身近な保険です。
大変な出産を経て、出産後にママさん自身、もしくはパパさんを含めたご家族の保険を見直すという方はとても多いですよね。
実際に我が家も産後の時期を見計らって妻と共に保険内容を変えたり、新たに入り直したりしました。
この時期は将来を見据えた貯蓄型の生命保険に入ることもありますが、まずは子育て中に怪我や病気、そして万が一のための保障として定期保険の内容を見直すことをおすすめされることが多いです。
定期保険の基本
定期保険は加入者の方の怪我や病気、もしもの時に保険金が支払われる保険で、死亡保険などとも言われることもありますね。
定期保険は保険期間が定められていて、保険期間の終了を迎えると契約も満了となります。
定期保険の場合は満期を迎えた場合、解約返戻金が戻ってこない種類が多いです。
そのため、定期保険は言われる掛け捨て保険と呼ばれるタイプで、貯蓄性はありませんが、その分保険料が抑えめで、生活の中で起きうる怪我や病気などの時をサポートしてくれます。
定期保険の更新型・全期型
定期保険には
- 保険期間が決まっていて満期ごとに更新していくタイプ
- 契約時に必要な期間を保険期間にする全期型というタイプ
この2つがあります。
更新型・年満了(短期型)の定期保険
更新型の定期保険は、保険期間が満了を迎えた時に引き続き保障を更新していくタイプです。
ただし、保険の種類によっては契約時から年齢を重ねるため、年齢に応じた保険料となり、保険料の支払いが高くなるケースがあります。
更新型の定期保険は更新時期に保険内容を見直したり、他社と比較、乗り換えるといったことがしやすいという特徴があります。
全期型・歳満了(長期型)の定期保険
全期型の定期保険は契約時に定めた保険期間の保険料が変わらないタイプの保険です。
更新ごとの保険料の見直しが無い分、契約当初は更新型よりも保険料が高い傾向にありますが、保険期間中の保険料が変わらないため、内容によっては更新型よりもトータルの保険料が抑えられる場合もあります。
更新などの煩わしさが少ないシンプルに保険期間を一定の金額を支払うため、この期間はこの保険で!という時に選ばれています。
また、年齢を重ねてから入る保険、持病があっても入れる保険で保険料は一生上がらないといった最近よく見かける保険のテレビCMも基本的にはこちらの全期型の定期保険に含まれるかと思います。
定期保険に含まれる保険の種類
などが主な保険の種類です。収入保障保険や逓減定期保険は定期保険とは内容が異なりますが、掛け捨てタイプという点で大別に含まれています。
また、医療保険や入院保険、がん保険は定期保険タイプの特約として、付加されているタイプもあります。
定期保険のメリット・デメリット
メリット
- 毎月の保険料が安い
- 怪我や病気・万が一の時に生活の保障を備えられる
- 短期入院や通院など細かな利用ができるタイプも多い
- 持病があっても入れる保険もある
- 高齢でも保険料を抑えて入れる
- その時々の家計に合わせて内容や保険料を変えられる
定期保険のメリットは毎月の支払う保険料を抑えながら万が一の時に大きな保障が得られる点と契約期間を自分で決めることができたいり家庭の経済状況に合わせて内容を変更しやすいというのがメリットですね。
また、高齢の方に対するサービスも増えてきていて、持病が合っても入れるといったサービスも多いです。
デメリット
- 掛け捨てで満期に保険金はもらえない
- 解約返戻金は基本、戻ってこない
- 契約期間後は保障が無いため、更新が必要
- 保険料が安いといっても付加や特約を付けると保険料が高くなる場合も
定期保険の選び方
定期保険を選ぶ時のポイントは
- 死亡保障額
- 保険期間
- 特約内容
- 保険料の払い方
というのが基本ですね。
死亡保障額
死亡保障額は万が一の時に降りる保険金の額ですね。
この金額によって保険料も変わります。赤ちゃん・お子さんが小さい時期にもしものことがあった時にはしっかりと生活が保証されるように組むのが一般的で、20〜40代の短期更新で保険金を大きめに設定される方も多いようです。
そのため、家計をメインで支える方に対しては大きめの死亡保障額の保険をというのが基本ですね。
保険期間
保険期間はお子さんの年齢や経済状況に合わせて変更していく定期保険として、見据えるのがおすすめです。
中学・高校・大学といったお金がかかる時期に万が一の備えがある状況を作りつつ、その時の家計の状況などと見つめつつ更新するのが一般的かなと思います。
ただし、長い期間更新せずに払いたいという方は全期型の保険で総額の支払いを抑えるという長い目で見た時の無駄を抑えるという選び方があります。
特約内容
特約の内容には
- 余命6ヶ月以内と診断された場合に死亡保険金が事前に受け取れるリビング・ニーズ特約
- がんや急性心筋梗塞、脳卒中などの病気や障害になった時に保険料の払込が免除される保険料払込免除特約
- 病気やケガを保障する特約
などが一般的です。
特に最近は定期保険に加えて、病気やケガを保障する特約付きが多いですね。
例えば、
- がんや動脈硬化での入院で支払われる疾病入院特約
- 手術したときに支払われる手術特約
- 災害によってケガや病気に対して保険金が出る災害入院特約
- 先進医療を受ける時に支払われる先進医療特約
- 通院によって支払われる通院特約
- 入院によって支払われる入院特約
- 骨折や脱臼といった場合に支払われる傷害損傷特約
など実に様々です。
保険料の払い方
保険料の払い方には
- 月払い
- 半年払い
- 年払い
- 一括払い
などがあります。
月払いが基本ですが、まとめて支払うと月払いよりもお得になるため、この点を考慮して選ぶと良いですね。
まとめ
出産後に見直し、新たに入り直すことが多い定期保険の基本についてご紹介しました。
個人的には終身タイプの生命保険よりも、すぐに見直そうと考えたのが、これまで入っていた定期保険です。
ここから貯蓄型に変えて定期保険特約を付加するなどの選択肢もありますので、保険の外交員や保険の窓口、インターネットでの無料診断といった保険の相談も上手く活用して自分の希望に合った保険で万が一に備えたいですね。
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定期保険は子供が生まれてこれから頑張らなくてはいけない大黒柱に、もしものことがあった時の重要な備えです。
保険料だけで選ぶのではなく、自分にはどんな保障が必要なのか?を理解した上で保険を選ぶことで備えを万全にすることができます。
でも自分で選ぶのはちょっと難しいですよね。かといって忙しい中、保険ショップまで行くのも面倒という方、もしくは赤ちゃんのお世話で外に出られないという方も多いです。
そんな方にはネットで保険相談ができるサービスにも注目してみてください。ファイナンシャルプランナーによるプロならではの目線と経験による保険選びをアドバイスしてもらえます。
自宅での面談による保険無料相談も受けられるので、かなり便利で親切。保険の見直しに活用する価値はあると思います。