妊活・妊娠中に葉酸サプリは必要?実際に妻が飲んで感じたメリット・サプリ選びのポイント

こんにちはコースケです。
妊娠を計画されている方、もしくは妊娠中の方は日々の栄養面には気を使うかと思います。
特にこの時期に摂ることを推奨されることが多い葉酸。そしてこの葉酸を効率良く補給できる葉酸サプリは妊娠に関わる時期の女性にとっては気になる健康食品といえるかと思います。
というのも、先日、友人の奥さんが妊娠したという嬉しい報告を受けたのですが、その際に奥さんの健康面などのサポートの話になり、その流れで葉酸サプリの話題になりました。
我が家の妻も実際に、妊娠前、妊娠中に葉酸サプリを飲んでいたので、その経験を元にどんな点が良かったか、どんな点で続けづらいと感じるのか、そしてもし葉酸サプリを飲むならどんな点をチェックすると続けやすいサプリを見つけられるのか?といった点をお話しました。
そもそも葉酸とは?
葉酸は水溶性ビタミンB群の1種で日々の健康維持に欠かせない栄養素の一つです。
基本的には毎日の食事から摂取することができる栄養素ですが、この他に妊娠を計画されている方や妊娠中の方は積極的に摂取することを推奨されている栄養素でもあります。
妊娠前・妊娠中の葉酸摂取が推奨されている理由
実際に妊娠をした時に母子手帳を受取りに行ったのですが、母子手帳の中にも妊娠中の葉酸摂取について書かれています。
また、サンプルとして葉酸サプリが1包付いてきました。
母子手帳に書かれている内容では
二分脊椎症などの神経管閉鎖障害の発生を減らすためには妊娠前から妊娠初期の葉酸摂取が重要であることが知られています。葉酸はほうれん草、ブロッコリーなどの緑黄色野菜野菜やいちご、納豆など、身近な食品に多く含まれています。日頃からこうした食品を多くとるように心がけましょう。
というように書かれています。
厚生労働省でも神経管閉鎖障害のリスク低減に関する葉酸摂取の意義に関する情報を公開しています。
ちょっと話が難しいですが、健康リスクの低減するために不足しないようにしっかりと摂るべき栄養の一つというわけですね。
成人女性の葉酸の摂取量目安
厚生労働省が発表している日本人の食事摂取基準(2015年版)での葉酸の摂取量目安を見てみると
- 18~29(歳) 推定平均必要量200μg・推奨量240μg
- 30~49(歳)推定平均必要量200μg・推奨量240μg
- 50~69(歳)推定平均必要量200μg・推奨量240μg
となっています。
そしてさらに
妊娠を計画している女性、または、妊娠の可能性がある女性は、神経管閉鎖障害のリスクの
低減のために、付加的に 400µg/日のプテロイルモノグルタミン酸の摂取が望まれる。
と記載されています。
また、妊婦さん、授乳婦の方の場合、摂取量目安に加えて、付加量として
- 妊婦:推定平均必要量+200μg・推奨量+240μg
- 授乳婦:推定平均必要量+80μg・推奨量+100μg
というように記載されています。
ちなみにプテロイルモノグルタミン酸とはサプリメントや健康食品に含まれる葉酸のことを指しています。
栄養バランスが取れていることは基本として、その中で葉酸はしっかりと摂取するように推奨されているということがわかります。
実際に我が家も妊活時期が1年ありましたが、その時期に妻の健康維持を考えた栄養補給として葉酸サプリやマルチビタミン・ミネラルなども時期によって飲んでいたので葉酸の必要性については知っていたこともあり、妊娠がわかってから、出産、産後まで妻は葉酸サプリを飲んでくれました。
お世話になった産婦人科の先生にも聞いてみた
妻の妊娠の可能性があるということで、検査をしてもらい、妊娠がわかった時にこれからの生活について産婦人科の先生が色々とお話してくれたのですが、その中で葉酸サプリについても質問をしました。
すると「葉酸は大切、その上で栄養バランスに気を使ってしっかりと水分と栄養を摂ってください」ということでした。
葉酸サプリを実際に妻が飲んで感じたメリット
長くなりましたが、葉酸は日々の食事からしっかりと補給したい栄養素であるということがわかりました。
そして葉酸サプリはこの葉酸を食事だけで不足している方が効率よく補給するための健康食品です。
葉酸サプリのメリットには
- 葉酸を効率よく補給できる
- 食事が偏りがちな方の栄養バランスをサポート
というのがあるかと思います。
葉酸を効率よく補給できる
葉酸は他の水溶性ビタミンと同様に水に流れやすく、熱にも弱いという特徴があり、調理などによって含有量よりも摂取量が少なくなってしまいやすいため、しっかりと摂っているつもりでもすべてを摂り入れることが難しいという点があります。
葉酸サプリはこの点に配慮して作られているのが特徴で、体内での利用効率が良いとされる合成葉酸のモノグルタミン酸型の葉酸を配合しており、積極的な葉酸摂取が必要な時期に推奨されている付加量である摂取量目安を補うことができるのが葉酸サプリの特徴です。
食事が偏りがちな方の栄養バランスをサポート
サプリメントによっては葉酸だけでなく(葉酸だけのサプリの方が少ないです。)他のビタミンやミネラルなどが一緒に補給できます。
これも妊娠中の妻の検査でわかったのですが、妊娠中は鉄分が特に不足しやすいようです。
実際に妻も妊娠後期は貧血と診断され鉄剤を処方されました。
カルシウムなども多く消費されるとのことで、お腹の赤ちゃんを育むために自らの多くの栄養を送り続けていることもあり、栄養が不足しやすいため、葉酸サプリで他の栄養面の補強ができるのは食事が大変な時期や料理をするのが大変な時期などしっかりと栄養を意識した食事を続けるのが難しい時期のサポートに役立った点があります。
サプリメントで栄養を補助していても不足するくらい妊娠中の栄養消費は激しいということも知ることができました。
葉酸サプリを選ぶ時にチェックしてほしいポイント
妻の葉酸サプリ選びや実際に飲んで感じた「う〜ん」な点として
- 商品によって内容が様々なので迷う
- こだわると価格的に高くなる傾向にある
- 商品との相性によって飲みづらいと感じる
というのがあります。
我が家の場合は商品との相性によって飲みづらいと感じた点が一番気になったのですが、葉酸サプリは長く付き合うサプリメントだと思うので、自分に合ったサプリメントを見つける上ではいくつかのチェックポイントを持っておくと良いのでは?と思いました。
実際に妻が飲み、僕らが選ぶ時にチェックしたほうが良いのではというポイントは
- 葉酸がしっかりと目的の量を補給できる
- 時期によって必要な葉酸以外の栄養が補給できる
- サプリの形状や匂いなどの飲みやすさ
- 原料や製造に関する安全性や品質管理が信頼できる
- 飲む上で気になることが質問できるサポート体制
- 続けられやすい価格やプランが用意されている
といった点の中から自分が譲れないと思うポイントをチェックしていきながら比較、順位付けしていくと沢山ある葉酸サプリから自分の目的にあったサプリが見つけやすくなるのでは?と思います。
葉酸がしっかりと目的の量を補給できる
葉酸サプリを飲む一番の目的ですので、まずは葉酸がご自分の目的の量が補給できることが大切ですね。
葉酸サプリの葉酸には合成葉酸(モノグルタミン酸型)、食品などに含まれる天然葉酸(ポリグルタミン酸型葉酸)といった表現があるので迷ってしまいますが、基本は厚生労働省が推奨しているモノグルタミン酸型が主流です。
時期によって必要な葉酸以外の栄養が補給できる
日々の健康維持には葉酸だけでなく、他の栄養もとっても大切ですよね。
ですので、葉酸と一緒に他の栄養も一緒に摂れた方が、色々な種類のサプリを飲まなくても済むのでおすすめだと感じます。
特に上述したように鉄分やカルシウムなどは不足しやすいため、これらを含む基本的な栄養バランスをカバーしてくれるのが続けやすいのでは?と思いました。
サプリの形状や匂いなどの飲みやすさ
続ける上でもしかすると一番重要かもしれませんね。
我が家の妻も実際に妊娠前は気にならなかったサプリが妊娠初期になってまったく受け付けなくなったサプリもあります。
食べ物や飲み物の感じ方が変わる時期にしっかりと葉酸を補給しないといけないというのも辛い所ですので、できるだけ飲みやすさには配慮したい所です。
サプリの匂いの相性はかなり重要
妻の場合は匂いでした。つわりがあったこともあり、正直どの葉酸サプリを飲んでも気になるという感じでしたがその中で、できるだけ匂いに配慮しているサプリが最後まで続いた感じです。
葉酸サプリはコーティング剤や香料不使用といったサプリが多いのですが、実際に妻はコーティングが最低限されているサプリじゃないと飲めなかったので、無添加だから良いという考えもすばらしいですが、大切な時期にしっかりと飲み続けられるかどうかという点のバランスを考えて選ぶのが良いと思います。
一日の目安量
葉酸サプリの一般的な一日の服用目安は1〜6粒くらいが各商品によってあり、4粒のサプリが多い印象です。
これも個人的には1粒ではなく、何粒かで一日の目安量としているサプリの方がおすすめかと思います。
というのも葉酸の摂取量は時期によって推奨される量が変わりますので、その時期に合わせた量を飲むという選択肢ができるといのはポイントの一つかなと感じました。
また、1粒でもサプリのサイズが大きくなってしまうと飲み込むのが辛いという点があるので、小さめのサイズで数粒を一日の中で分けて飲めるというのが良いのではと思います。
ただ、つわりがひどい時期などは一日に何度もサプリの匂いを我慢しながら飲みたくないという方もいるかと思いますので、時期に合わせてサプリを変えるというのも良いと思います。
原料や製造に関する安全性や品質管理が信頼できる
大切な時期に飲むサプリメントですので、原料や製造に関しては一定の基準をクリアしている、もしくはこれらの情報に対する透明性が高いメーカーのサプリを選ぶのが安心できるポイントかなと思います。
例えば、医薬品及び医薬部外品の製造管理及び品質管理の基準に適合したGMP認証を取得した工場で製造されているサプリなどは一定水準の品質管理、チェックが行われていることがわかります。
こういった点はチェックしておきたいですね。
飲む上で気になることが質問できるサポート体制
サプリメントを飲む上でこんな飲み方は大丈夫?どうやって飲んだら匂いが気になりにくい?といった疑問って出てきます。
実際に我が家の妻は匂いが気になって飲みづらいと感じる時期があったのですが、その時に問い合わせがしやすいサポートセンターが設置されているメーカーのサプリはありがたいなと思いました。
メールでの問い合わせでも良いのですが、個人的には電話での問い合わせも可能なメーカーがおすすめです。文章だけでは伝わりづらいニュアンスもありますので、電話が合ったほうが楽チンでした。
続けられやすい価格やプランが用意されている
葉酸サプリといっても最近は種類も豊富で、価格帯もメーカーによって様々、各メーカーのこだわりによっては4,000円くらいのサプリもあります。
通販などのこだわりのサプリを選ぶ場合、しっかりと自分が納得して続けるためには、価格も重要ですし、長く付き合うサプリなので、長期利用でお得なプランがあった方が断然おすすめです。
また、途中で辞めたいと感じた時に辞めやすいといった定期コースの解約に関するわかりやすさなども大切ですね。
妻が実際に飲んだ葉酸サプリはベルタ葉酸サプリ
友人にこんな話を電話でずーっとしていたわけですが、「そんなお前の奥さんは何のサプリ飲んでたの?」と聞かれました。
我が家の妻が実際に妊娠がわかってから妊娠中、産後までお世話になったのは
ベルタ葉酸サプリです。
知名度も高いサプリですので、ご存知の方も多いかと思います。
すべてが満点!というわけではありませんが、バランスの良い葉酸サプリという印象です。個人的には上述した葉酸サプリ選びのポイントをクリアしているため、続けやすく満足度も高いです。
なんと言ってもサポート体制が充実しており、担当する方は出産、子育て経験がある方も多くこちらの気になる疑問をその方の実体験などを交えてお話してくれたりと、僕も実際にコールセンターに電話しましたが、色々とためになるお話も聞くことができました。
アドバイスのおかげで匂いが気になって飲めなかった葉酸サプリも飲みやすくなったということもあり、続けられたと思っています。
一番長く付き合った葉酸サプリです。
機会があったらベルタ葉酸サプリを含む、妻が飲んだ葉酸サプリをレビュー形式でご紹介していきたいと思います。
まとめ
葉酸サプリは大切な時期に飲むことが多いサプリメントですので、できるだけ納得して飲みたいサプリの一つかなと思います。
自分の健康だけでなく、生まれてくる赤ちゃんとお互いに健康で元気に会うためにできる健康管理の一つかなと思います。
僕は普段から健康食品をよく利用しています。対して妻はそこまでこだわりが無いのですが、葉酸サプリに関しては妊娠が高齢に分類される年齢にさしかかっていたこともあり、真剣に考えていました。
実際に飲み続けて結果的に良かったのかなと思っています。
大切な時期に飲むサプリ選びの参考になれば幸いです。